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適応障害の整理ワーク

原因の場所がわかれば、手の打ちようがあります

このワークについて

適応障害は、原因の場所がはっきりしているのが特徴です。だから治療も「耐える力をつける」ではなく、その原因との距離をどうつくるかが中心になります。

ここでは4つのことをします。① ストレスのもとを絞り込む ② 離れたときどうなるかを2週間記録する ③ 変えられることと変えられないことを仕分ける ④ 戻るときの条件を先に決める。

全部やらなくて構いません。書いた内容はお使いの端末の中だけに保存されます。

WORK 1
ストレスのもとを、絞り込む

「職場がつらい」では手が打てません。職場の何がつらいのかまで降ろすと、変えられる部分が見えてきます。

💡 降ろし方の例

職場がつらい → 上司との関係がつらい → 上司から人前で指摘されるのがつらい → 週に2〜3回、朝の朝礼で起きる

いちばん大きいもの
大きく言うと
もう少し
具体的に言うと
いちばん具体的に
言うと
いつ・どこで
起きますか
いつごろから
始まりましたか

💡「いつから」は診察でとても大事です

きっかけになった出来事のあと、わりとすぐ(3か月以内くらい)に始まっているか。ここが適応障害かどうかを考えるときの目安のひとつになります。何年も前からずっと、という場合は別の見立ても考えます。

WORK 2
離れたとき、どうなりますか

このワークの中心です。2週間、1日1回だけ「その日の気分」を0〜10でつけてください。仕事や学校に行った日と、行かなかった日を見比べます。

2週間の記録(0=とてもつらい 10=楽)
日日付行った?気分 0-10
記録がたまってくると、ここに傾向が出ます

「行った?」の欄には 行 / 休 と入れてください(在宅勤務など迷うときは、負荷が高かったほうで)。空いている日があっても大丈夫です。

この記録で見たいこと

行った日と休んだ日で、差があるかどうかです。差がはっきりしているほど、原因の場所がはっきりしているということになり、環境を調整する意味が大きくなります。

逆に休んだ日も同じくらいつらいのなら、環境の調整だけでは戻りにくい状態かもしれません。その場合は治療の順番が変わるので、診察でお伝えください。

WORK 3
変えられること/変えられないこと

全部を変えようとすると動けなくなります。いま手が届く範囲を切り出すためのワークです。

🔧 変えられそうなこと
🪨 いまは変えられないこと

🍃「変えられない」に入れたものは、いったん置いて大丈夫です

変えられないものを変えようと力を使い続けるのが、いちばん消耗します。置いておくと決めることも、立派な対処です。そして、変えられないことが多すぎるときは——それ自体が大事な情報です。その環境との相性を考える材料になります。

まず1つだけ、やってみること
やってみること
誰に言いますか
いつ言いますか

言い方に迷ったら

「つらいので配慮してください」より、具体的な1つをお願いするほうが通りやすいです。「朝礼での報告を、しばらく書面に替えていただけませんか」のように、何を・どれくらいの期間まで言えると、相手も判断しやすくなります。

🗣️ アサーション(伝え方の解説) 頼みごとの言い方、断り方を整えたいとき
WORK 4
戻るときの条件を、先に決める

休んでいる方へ。「元気になったから戻る」だけで戻ると、同じことが起きやすいです。何が変わっていれば戻れるのかを、先に言葉にしておきます。

これが変わっていれば戻れる
条件 1
条件 2
条件 3
戻ったあと、
これが出たら要注意
そのときは
誰に言いますか

💡 休んでいる間のほうが、交渉しやすいことがあります

戻ってしまってからだと、言い出すきっかけがなくなりがちです。復帰の相談をする場が、いちばん条件を伝えやすいタイミングです。書いておくと、そのとき使えます。

🌿 復職プログラムガイド 戻るまでの段階、生活リズムの整え方、産業医との話し方 📋 休職のてびき 診断書、傷病手当金、職場への連絡の手続き

📱 診察にお持ちください

  1. 「まとめを表示」で記入内容を表示
  2. スクリーンショットを撮るか、そのまま画面をお見せください
  3. デジスマ問診票の「画像添付」に貼り付けることもできます
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