〜 あなたの気持ちは、あなたのもの 〜
お母さんやお父さんが再婚して、新しい家族ができた。「嬉しい」と感じる人もいれば、「複雑」「嫌だ」「よくわからない」と感じる人もいる。どんな気持ちでも、それはあなたの自然な気持ちです。間違った気持ちなんてありません。このページは、ステップファミリーで暮らすあなたのために作りました。
新しい家族のことが嫌いじゃないけど、なんかモヤモヤする。嬉しいような、悲しいような、怒りたいような。はっきりしない気持ちを抱えているのは、あなただけではありません。
「新しいお父さん/お母さんのことが好きになっちゃったら、本当のお父さん/お母さんに悪い」。この板挟みの気持ちは、ステップファミリーの子どもにとって一番多い悩みです。両方の親を好きでいていいし、好きになれなくても大丈夫です。
「この家に自分の場所があるのかな」「自分だけ浮いている気がする」。新しい家族の中で、自分の位置がわからなくなることがあります。
前の生活、前の家、前のいつもの日常。戻れないとわかっていても恋しくなる。それは「わがまま」ではなく、大切なものを失った自然な悲しみです。
「勝手に決めないでほしい」「自分の意見を聞いてくれなかった」。自分の人生を大きく変える決断について、選択権がなかったかもしれない。怒るのは当然のことです。
研究によると、ステップファミリーの子どもが感じるこれらの気持ちは、世界中の子どもに共通しています。新しい家族に慣れるには5〜7年かかるとも言われています。今つらくても、少しずつ楽になっていきます。
離婚も再婚も、大人の決断です。あなたが「もっといい子だったら」離婚しなかったわけではないし、あなたが再婚を「受け入れなければならない」わけでもありません。
新しい親が来ても、前の親(別居親)のことを忘れなくていい。写真を持っていてもいいし、会いたいと言ってもいい。両方を大切に思うことは、誰も裏切ることにはなりません。
新しい親を「お父さん/お母さん」と呼ばなくていい。名前やニックネームで呼んでもいい。呼び方は自分が心地いいものでOK。誰にも強制されるものではありません。
新しい家族を好きになるのに、期限はありません。ゆっくりでいい。好きになれなくても、「一緒に暮らすうえで、まあまあやっていける距離感」が見つかればOKです。
書く(日記、メモ、LINEの下書き)、信頼できる人に話す、絵を描く、音楽を聴く。気持ちを自分の中だけに溜めないことが大切です。
自分の部屋、イヤホン、散歩。家の中でも「ここは自分のスペース」と決めていいのです。
親に直接言いにくければ、学校の先生、スクールカウンセラー、保健室の先生、親戚でもいい。「話してくれてありがとう」と言ってくれる大人は必ずいます。
「新しいお父さん/お母さんが嫌いなわけじゃないけど、時々さみしくなる」「前のおうちのことを思い出す」——「私は〜と感じている」と伝えてみてください。
ステップファミリーの子どもは、自分が思っている以上にたくさんいます。同じ経験をした人の話を聞くと、「自分だけじゃないんだ」と感じられます。