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ご家族のためのガイド

大切な人を支えるあなたへ

ご家族の精神疾患を支えることは、とても大変なことです。このページでは、疾患ごとの接し方のポイントと、ご家族自身のケアについてまとめました。

📌 まずここだけ読んでください

ご家族のためにできることは、大きく3つです。

① 否定せず、まず聴く

症状や訴えを否定しないでください。

② 無理に励まさない

「頑張って」「気の持ちよう」は避けましょう。

③ ご本人のペースを尊重する

回復には時間がかかることを理解しましょう。

🩺 受診をすすめる目安

  • 日常生活に2週間以上支障が続くとき
  • ご本人が苦痛を訴えているとき
  • 自傷・他害の発言があるとき → 緊急

🩺 受診をすすめるタイミング

ご家族に以下のような様子が見られたら、医療機関への受診をすすめてください。

緊急時の対応についてはページ下部の「緊急時の対応フロー」をご覧ください。

知りたいカテゴリをタップしてください

はじめに

大切な方がうつ病と診断されて、戸惑いや不安を感じていらっしゃるかもしれません。うつ病は脳のエネルギーが低下した状態です。「怠け」ではありません。回復には時間がかかりますが、適切な治療で良くなることが期待できます。

理解のポイント

うつ病は「気の持ちよう」では治らない脳の病気です
回復は一直線ではなく、良くなったり悪くなったりを繰り返します
ご本人も「こんな自分が申し訳ない」と感じていることが多いです

こんな言葉がけは OK / NG

✅ 伝わりやすい言葉
「つらいね。話してくれてありがとう」 → 気持ちを受け止める
「無理しなくていいよ」 → 休むことへの許可
「そばにいるよ」 → 孤独感を和らげる
「回復のペースは人それぞれだよ」 → 焦りを和らげる
「何か手伝えることある?」 → 具体的なサポートの提案
❌ 避けたい言葉
「がんばれ」 → すでにがんばっているご本人を追い詰める。代わりに「がんばらなくていいよ」
「気持ちの問題でしょ」 → 病気を否定することに。代わりに「つらいんだね」
「いつ治るの?」 → プレッシャーになる。代わりに「焦らなくていいよ」
「○○さんはもっと大変だよ」 → 比較は苦しめる。代わりに「あなたのつらさはあなたのもの」
「前はできてたのに」 → 自己嫌悪を強める。代わりに「今は休む時期だよ」

日常の接し方のコツ

1 生活リズムを一緒に整える(無理のない範囲で)
2 ご本人のペースに合わせる(急かさない)
3 「死にたい」と言われたら、否定せず「そう思うくらいつらいんだね」と受け止め、主治医に報告する
4 小さな変化を一緒に喜ぶ

家族自身のセルフケア

支える側も疲れます。それは当然のことです。

  • 自分の時間を必ず確保する
  • 家族会や相談窓口を利用する
  • 「支える自分」も大切にする

がんばりすぎないでください。あなたが倒れてしまっては、支えることもできなくなります 🌸

相談窓口

🏥 主治医に家族の困りごとも相談する
📞 精神保健福祉センター(各都道府県に設置)
🤝 うつ病の家族会(全国精神保健福祉会連合会:みんなねっと)

はじめに

双極性障害は、気分の波が大きくなる病気です。躁状態とうつ状態を繰り返すため、ご家族も振り回されて疲弊されることが多いです。病気を正しく理解することが、支える第一歩です。

理解のポイント

躁状態のときの言動は「ご本人の性格」ではなく「病気の症状」です
ご本人は躁状態を自覚しにくい(「調子が良い」と感じている)
服薬の継続がとても大切

こんな言葉がけは OK / NG

✅ 伝わりやすい言葉
「最近ちょっと調子が変わってきたみたい。一緒に主治医に相談しない?」 → 気分の変化を客観的に伝える
「薬のおかげで安定してるね」 → 服薬の継続を肯定
「大きな決断は少し待ってからにしない?」 → 躁状態の衝動的行動を穏やかにブレーキ
「つらい時期もあるけど、また安定するよ」 → 波があることを認めつつ希望を
❌ 避けたい言葉
「また躁になってる」 → 責めるように聞こえる。代わりに「調子はどう?」と穏やかに
「薬なんかやめたら?」 → 再発リスクが高まる。服薬は主治医と相談
「この前は元気だったのに」 → 波があるのが病気。比較しない
「迷惑かけないで」 → ご本人も苦しんでいる。代わりに「困ったことがあったら言ってね」

日常の接し方のコツ

1 気分の変化の「サイン」を家族も知っておく(睡眠時間の変化、お金の使い方など)
2 サインに気づいたら、責めずに「主治医に連絡しようか」と提案
3 躁状態でのお金の管理(カードの限度額設定など)をあらかじめ相談
4 うつ期は焦らず見守る
5 「注意サインリスト」を一緒に作っておく

家族自身のセルフケア

支える側も疲れます。それは当然のことです。

  • 躁状態の言動を個人的に受け取りすぎない
  • 自分だけの時間・空間を確保する
  • 家族会で同じ立場の方と話す
  • 困ったら専門家に相談する

がんばりすぎないでください 🌸

相談窓口

🏥 主治医に家族の困りごとも相談する
📞 精神保健福祉センター(各都道府県に設置)
🤝 双極性障害の家族会(全国精神保健福祉会連合会:みんなねっと)

はじめに

統合失調症は、脳の情報処理に混乱が生じる病気です。幻聴や妄想はご本人にとってはリアルな体験です。正しい理解と適切な距離感が、支える上で大切になります。約100人に1人がかかるとされ、決して珍しい病気ではありません。

症状を理解する

⚡ 陽性症状(「本来ないもの」が現れる)
  • 幻聴: 誰もいないのに声が聞こえる。悪口や命令の内容が多い
  • 妄想: 「監視されている」「盗聴されている」など、根拠のない確信
  • 思考の混乱: 話がまとまらない、脈絡なく話題が飛ぶ
  • これらは「演技」や「嘘」ではなく、脳の機能障害による症状です
  • 薬物療法で改善しやすい症状です
🌫️ 陰性症状(「本来あるもの」が減る)
  • 意欲の低下: 何もする気が起きない、一日中ゴロゴロしている
  • 感情表現の乏しさ: 表情が少ない、声のトーンが平坦
  • 社会的引きこもり: 人と関わりたくない、外に出たくない
  • 注意: これは「怠け」ではありません。脳がエネルギーを使い果たしている状態です
  • 家族にとっては陽性症状より辛く感じることが多いですが、回復には時間がかかります
🧠 認知機能障害
  • 集中力が続かない、段取りが苦手になる
  • 複数のことを同時に処理するのが難しい
  • 記憶力の低下(言われたことをすぐ忘れる)
  • 日常生活の「できないこと」の多くはここに原因があります

回復の経過を知る

  • 急性期: 幻聴・妄想が強い時期。入院が必要なこともある。家族は安全確保を最優先に
  • 回復期(休息期): 症状が落ち着くが、疲れやすく意欲が出にくい時期。「何もしない」ことが回復に必要
  • 安定期: 症状が安定し、少しずつ社会参加へ。焦らずご本人のペースで
  • 回復は一直線ではなく、波があるのが普通です
  • 「以前の状態に戻る」ことが目標ではなく、「今の自分に合った生活を築く」ことが大切

高EE(感情表出)を知る — 再発予防の鍵

統合失調症の研究で最も重要な発見の一つが「EE(Expressed Emotion=感情表出)」です。家族の感情的な関わり方が、再発率に大きく影響することがわかっています。
📊 研究データ 高EE家庭の再発率は約50〜65%、低EE家庭では約20〜25%と報告されています(Leff & Vaughn, 1985; Butzlaff & Hooley, 1998)。家族の接し方を変えるだけで、再発リスクを大幅に下げられる可能性があるということです。
⚠️ 高EEの3つの要素
  • 批判的コメント:「なんでできないの」「いつまでこうなの」「普通にしてよ」
  • 敵意: ご本人への怒り、拒絶、「もう知らない」という態度
  • 情緒的巻き込まれすぎ: 過度な心配、過保護、ご本人の代わりにすべてやってしまう
❗ 大切なこと — 高EEは「愛情の裏返し」です 高EEになってしまうのは、家族が「もっと良くなってほしい」「心配でたまらない」と思っているからこそです。家族が悪いのではありません。ただ、その「善意」が伝わり方によっては、ご本人のストレスになり、再発リスクを高めてしまうことがあるのです。

低EE(穏やかな関わり方)を目指す

🟢 低EEの家族の特徴
  • 温かいけれど、適度な距離を保っている
  • 「できないこと」を病気の症状として理解している
  • ご本人のペースを尊重し、焦らせない
  • 自分自身の生活も大切にしている
  • 困ったときは専門家に相談できる
🔄 高EEから低EEへの具体的なステップ
  • 「怠けている」→「病気で動けない」と認識を変える: 陰性症状はエネルギーの枯渇。責めても改善しません
  • 「以前は○○できたのに」→ 今の状態を基準にする: 発症前と比べず、小さな進歩を認める
  • 「何でもやってあげる」→ 見守りながら待つ: できることは自分でしてもらう。ただし無理強いはしない
  • 長い説教をしない: 伝えたいことは短く、1回に1つだけ
  • 感情的になりそうなときは距離をとる: その場を離れてクールダウン。後で穏やかに伝える

こんな言葉がけは OK / NG

✅ 伝わりやすい言葉
「怖い思いをしているんだね」 → ご本人の体験を否定せず受け止める
「困ったことがあったら教えてね」 → 安心感を与える
「今日は○○してくれてありがとう」 → 小さなことでも認める
「焦らなくていいよ、少しずつで大丈夫」 → 回復のペースを尊重
「自分のことも大事にするね」 → 家族が元気でいることがご本人の安心にもつながる
❌ 避けたい言葉
「そんなの気のせいだよ」 → 幻聴・妄想を否定すると信頼関係が壊れる。否定も肯定もせず「つらそうだね」
「しっかりしなさい」「いつまで寝てるの」 → 病気でできないことを責めてしまう(高EEの典型)
「薬飲んでるのになんで治らないの」 → 慢性疾患であることを理解する
「普通に生活してよ」 → 高すぎる期待はプレッシャーに。再発リスクを高めます
「あなたのためを思って言ってるのに」 → 善意でも過度な干渉は逆効果。距離感を大切に

日常の接し方のコツ

1 静かで安定した環境を保つ(大声、急な来客、騒音はストレスに)
2 指示は短く、具体的に(一度に多くのことを言わない)
3 生活リズムを整える手助け(起床・食事・就寝の時間をゆるやかに決める)
4 ご本人のペースを尊重し、社会参加を焦らない
5 「何もしていない時間」も回復に必要な時間と理解する
6 幻聴・妄想には「否定も肯定もしない」— 「つらそうだね」と気持ちに寄り添う

お薬と服薬について

  • 服薬の継続が最も重要: 自己判断で中断すると再発リスクが非常に高くなります
  • 「もう治った」と感じて薬をやめたがる → 薬で症状が抑えられている状態。主治医と相談を
  • 副作用を見守る: 眠気、体重増加、手の震えなど。つらそうなら主治医に伝えましょう
  • 服薬中断の兆候: 急に調子が良いと言い出す、薬を隠す、通院を嫌がる → 早めに主治医に連絡
  • 飲み忘れ防止: お薬カレンダー、1日分の仕分けケース、決まった時間にアラーム

再発のサインを知る

🔶 こんな変化に気づいたら早めに主治医に相談
  • 睡眠パターンの変化(眠れない、昼夜逆転)
  • 急に落ち着きがなくなる、そわそわする
  • 独り言や独り笑いが増える
  • 疑い深くなる、「監視されている」などの発言
  • 引きこもりが強くなる、入浴や着替えをしなくなる
  • 服薬を拒否し始める
  • 「もう薬はいらない」「治った」と急に言い出す
💡 「クライシスプラン」を作っておく 調子が悪くなったときの行動計画を、安定期のうちにご本人・家族・主治医で一緒に決めておくと安心です。「誰に連絡するか」「どの病院に行くか」「入院が必要な場合の手順」などを書き出しておきましょう。

場面別の対応

🔊 幻聴がつらそうなとき
  • 「声が聞こえるんだね。つらいね」と受け止める
  • 「その声は本当?嘘でしょ?」と否定しない
  • 音楽を聴く、テレビをつけるなど、別の音で注意をそらす提案も有効
  • 内容が命令的な場合(「死ね」「○○しろ」)は危険なので主治医に緊急連絡
😨 妄想を訴えるとき
  • 「そう感じているんだね」と気持ちを受け止める
  • 「そんなわけないでしょ」と否定しても、ご本人には効果がない
  • 逆に「そうだね、盗聴されてるよね」と肯定する必要もない
  • 議論せず、話題を変える、一緒にお茶を飲むなど穏やかに対応
😶 何もしない・ずっと寝ているとき
  • これは陰性症状。「怠けている」のではなく、脳がエネルギーを消耗している状態
  • 無理に活動させない。「今は休む時期」と理解する
  • 少しでも何かできたら「○○できたね」と認める
  • 散歩に誘う程度の軽い提案はOK。断られたら深追いしない

家族が知っておきたい制度・サービス

1 自立支援医療: 医療費の自己負担が1割に軽減されます
2 精神障害者保健福祉手帳: 各種サービスや税制優遇を受けられます
3 障害年金: 症状の程度に応じて受給できる場合があります
4 デイケア: 日中の居場所と社会復帰の練習の場
5 訪問看護: 看護師が自宅に来て、服薬管理や生活支援をしてくれます
6 グループホーム: 自立に向けた生活の場。家族の負担軽減にも

家族自身のセルフケア

支える側も疲れます。それは当然のことです。あなたのせいではありません。

  • 自分の生活リズムを崩さない — ご本人に合わせすぎない
  • 一人で抱え込まず相談する — 「弱さ」ではなく「賢さ」
  • 家族会で経験を共有する — 同じ経験をした人の言葉が一番の支え
  • 罪悪感を手放す — 統合失調症はしつけや育て方のせいではありません
  • 楽しみの時間を確保する — 家族が元気でいることが最大のサポート
  • 怒りやイライラを感じる自分を責めない — 当然の感情です
  • 家族心理教育プログラムへの参加を検討する — EEを下げる効果が実証されています

がんばりすぎないでください。あなたが元気でいることが、ご本人の回復にとっても一番大切なことです 🌸

相談窓口

🏥 主治医に家族の困りごとも相談する
📞 精神保健福祉センター(各都道府県に設置)
🧑‍⚕️ 精神科ソーシャルワーカー(制度利用の相談)
🏠 地域の相談支援事業所(生活全般の相談)
📋 家族心理教育プログラム(病院や保健所で実施)
🤝 全国精神保健福祉会連合会(みんなねっと)/ 各地域の家族会

はじめに

不安障害の方は、他の人から見ると「なぜそんなに怖がるの?」と思えることにも強い不安を感じます。「心配性」とは違う、脳の警報システムが過敏になっている状態です。

理解のポイント

不安は「意志の力」ではコントロールできません
回避行動(怖い場面を避ける)は一時的に安心しますが、長期的には不安を強めます
家族が「配慮しすぎる」ことが、かえって回避を助長することも

こんな言葉がけは OK / NG

✅ 伝わりやすい言葉
「不安なんだね。それは本当につらいよね」 → まず受け止める
「少しずつ慣れていけばいいよ」 → 焦らせない
「一緒にやってみようか?」 → チャレンジを見守りサポート
「大丈夫だよ、でも無理しないでね」 → 安心感 + 無理強いしない
❌ 避けたい言葉
「そんなこと気にしすぎ」 → 不安を軽視される辛さ
「みんな普通にやってるよ」 → 比較はプレッシャーに
「また行けなかったの?」 → 責めると回避が強まる
何でも代わりにやってあげる → 「過保護」は回避を強化。適度に見守る

日常の接し方のコツ

1 不安を「ゼロにする」ではなく「つきあい方を学ぶ」目標を共有
2 少しでもチャレンジできたことを具体的にほめる
3 パニック発作が起きたら、落ち着いてそばにいる(「大丈夫、収まっていくよ」)
4 家族が先回りして配慮しすぎない(ご本人の成長の機会を奪わない)

家族自身のセルフケア

支える側も疲れます。それは当然のことです。

  • ご本人の不安に巻き込まれすぎない境界線を持つ
  • 自分の楽しみや趣味を大切にする
  • 「完璧に支えなくていい」と自分に許可を出す
  • 必要なら自分もカウンセリングを受ける

がんばりすぎないでください 🌸

相談窓口

🏥 主治医に家族の困りごとも相談する
📞 精神保健福祉センター(各都道府県に設置)
🤝 全国精神保健福祉会連合会(みんなねっと)

はじめに

ADHDは「しつけの問題」ではなく、脳の実行機能(注意・計画・衝動のコントロール)の発達の違いです。お子さんの「できない」は「やらない」とは違います。環境を整え、接し方を工夫することで、大きく変わります。

ADHDの3つの特性と家庭での対応

⚡ 不注意への対応
  • 指示は1つずつ、短く、目を見て
  • 「部屋を片付けて」→「机の上の本を本棚に入れて」と具体的に
  • 忘れ物防止: 玄関にチェックリスト、持ち物を写真で貼る
  • 集中できる環境: 勉強場所を決め、テレビ・スマホは視界に入れない
🏃 多動・衝動性への対応
  • 動くこと自体を否定しない(脳がそう求めている)
  • 「座っていて偉いね」と座れたことを褒める
  • 身体を動かす時間を意識的に確保(外遊び、運動)
  • 順番待ちは「あと○人」と見通しを伝える
💔 拒絶感受性(RSD)への対応
  • ADHDの人は批判や拒絶に非常に敏感(脳の特性)
  • 叱るときは「あなたが悪い」ではなく「この行動が困る」と分ける
  • 人前で叱らない、後で1対1で伝える
  • 叱った後はフォロー「さっきは言い過ぎたね。でも○○は直してほしい」

年齢別の対応ポイント

👶 幼児期(3〜6歳)
  • 「遊び」の中で待つ練習、順番の練習を取り入れる
  • できたことを「すぐに」褒める(ADHDの脳は即時フィードバックが効果的)
  • 絵カードや視覚的な手がかりを使い、言葉だけに頼らない
  • スケジュールは「3つまで」のシンプルなものに
  • 「ダメ!」より「こっちにしよう」と代替行動を提示する
🎒 学童期(6〜12歳)
  • 忘れ物対策は「仕組み」で(チェックリスト、定位置管理、写真)
  • 宿題は「いつ・どこで・どのくらい」を決めてルーティン化
  • 友人関係のトラブルは責めずに「次はどうする?」を一緒に考える
  • 得意なことを見つけて伸ばす(成功体験が自己肯定感を育てる)
  • ゲーム・動画の時間管理はルールを「一緒に」決める
🌱 思春期(12〜18歳)
  • 自分で管理する力を少しずつ渡す(いきなり任せない)
  • スマホのリマインダー、カレンダーアプリなどデジタルツールを活用
  • 「ADHDがある自分」を理解し受け入れる手助け(セルフアドボカシー)
  • 二次障害(うつ、不安、自己否定)に注意。サインが見えたら早めに相談
  • 親の管理を「サポート」に切り替える(指示→相談のスタンスへ)

宿題・学習サポートのコツ

  • 「まず5分だけ」ルール: 始めるのが一番大変。5分やれたら続けられることが多い
  • タスクを分割:「数学のプリント3枚」→「まず1枚目の1〜5番」と細かく分ける
  • タイマーの活用: 15〜25分集中→5分休憩のサイクル(ポモドーロ法)
  • 「ながら」を許容: 音楽を聴きながら、立ちながらでも集中できるならOK
  • ご褒美を見える化:「ここまでやったらおやつ」など短いスパンで達成感を
  • 親がそばにいるだけでOK: 教えなくても「見守り」が集中の助けになることが多い

環境調整のチェックリスト

お薬について家族が知っておくこと

1 薬は「性格を変える」のではなく「実行機能を助ける」もの
2 効果が出るまでの調整期間(4〜8週間)を理解する
3 家族が観察すること: 集中力、食欲、睡眠、気分の変化
4 服薬を嫌がるとき: ご本人の気持ちを聞く、効果を一緒に確認する

声かけ OK / NG

✅ 伝わりやすい言葉
「宿題、まず1ページだけやってみよう」 → スモールステップで取り組みやすく
「さっき自分で気づいて止められたね、すごい」 → 自己コントロールできた瞬間を褒める
「イライラするのはわかるよ。どうしたい?」 → 感情を受け止めてから対処を一緒に考える
「忘れ物したんだね。次はどうしたら忘れないかな?」 → 責めずに仕組みづくりへ
「10分集中できたね!休憩しよう」 → 具体的な成果を認める
❌ 避けたい言葉
「何回言ったらわかるの!」 → 何回言われてもできないのが特性。仕組みで解決
「お兄ちゃんはできるのに」 → 比較は自己肯定感を壊す
「やる気がないからでしょ」 → やる気の問題ではなく脳の特性
「ちゃんとしなさい」 → 何を「ちゃんと」するかわからない。具体的に伝える
「ADHDだからしょうがない」 → ご本人の努力を否定してしまう

学校との連携

1 担任との月1回の情報共有
2 席の配置(前方、窓から離れた場所)のお願い
3 テストの時間延長、板書の写真許可などの合理的配慮
4 家庭と学校で同じルールを使う

きょうだいへのサポート

1 きょうだいの「自分ばかり我慢している」という気持ちに耳を傾ける
2 「○○ちゃんの脳はちょっと違う動き方をするんだよ」と年齢に合わせて説明
3 きょうだいだけの特別な時間を意識的に作る
4 きょうだいに「見張り役」「お世話係」を求めすぎない

大人のADHDのパートナーとして

ADHDは子どもだけの特性ではありません。配偶者やパートナーがADHDの場合、特有の困りごとが生じることがあります。
💡 よくある困りごとと理解のポイント
  • 約束を忘れる、遅刻が多い → 悪気はない。共有カレンダーやリマインダーを「一緒に」設定
  • 家事の分担がうまくいかない → 得意・不得意で分担。チェックリスト化。「やり方」より「やったかどうか」を重視
  • 衝動買い・お金の管理 → 家計管理のルールを話し合う。大きな買い物は「1日待つ」ルール
  • 話を聞いていないように見える → 大事な話は「今から大事な話をするね」と前置き。メモに残す
  • 興味のあることには没頭、家庭のことは後回し → 「過集中」は特性。タイマーで切り替えのサポート
🤝 パートナーとしてできること
  • 「親代わり」にならない — 対等なパートナーとして向き合う
  • イライラしたら「特性だ」と一呼吸置く(怠けではない)
  • できていることを認める、感謝を言葉にする
  • 自分の限界も正直に伝える(「私も疲れている」はOK)
  • カップルカウンセリングも選択肢に(関係が煮詰まる前に)

家族自身のケア

完璧じゃなくていい。6割できたら上出来です。

  • 60%ルール: 完璧を目指さない、6割できたらOK
  • ペアレント・トレーニングの活用
  • 親自身のADHDスクリーニングも検討(遺伝率70〜80%)
  • 発達障害者支援センター、親の会の活用
  • 自分の時間を確保する — 家族のケアに専念しすぎない
  • 同じ立場の家族との交流で「一人じゃない」を実感

がんばりすぎないでください。あなたが元気でいることが、ご本人の一番の支えです 🌸

相談窓口

🏥 主治医(お薬の調整、発達検査)
📞 発達障害者支援センター(各都道府県に設置)
📋 ペアレント・トレーニング実施機関
💑 カップルカウンセリング(成人の場合)
🤝 親の会・家族会

はじめに

ASD(自閉スペクトラム症)は「感じ方」「考え方」「人との関わり方」が多数派とは異なる脳の特性です。「治す」のではなく、ご本人が安心して過ごせる環境を整え、強みを活かすことが大切です。

ASDの特性を理解する

💬 社会的コミュニケーションの違い
  • 相手の気持ちを「察する」のが苦手 → 明確に言葉で伝える
  • 比喩や冗談を文字通りに受け取ることがある
  • 「空気を読む」ことを求めない →「こういうときは○○してね」と教える
  • アイコンタクトが苦手でも「聞いていないわけではない」
🔊 感覚の過敏さ・鈍さ
  • 音: 掃除機、ドライヤー、人混みの騒音が耐えられないことがある → イヤーマフ、静かな場所の確保
  • 光: 蛍光灯がつらい → 間接照明、サングラス
  • 触覚: タグ、縫い目、特定の素材が苦痛 → 着られる服を一緒に選ぶ
  • 味・匂い: 偏食は「わがまま」ではない → 食べられるもので栄養を確保
  • 手のひらひら・くるくる回る(常同行動)は「自己調整」→ 無理に止めない
🔁 こだわりとルーティン
  • 予定変更がとても苦手 → 事前に予告(「明日は○○が変わります」)
  • 特定のことへの強いこだわり → 無理にやめさせず、活かす方法を考える
  • 同じ手順で行うことで安心する → ルーティンを尊重する
  • 特別な興味(スペシャルインタレスト)は強み → 褒める、学びに活かす

カモフラージュ(マスキング)の理解

ASDのある方の中には、周囲に合わせるために膨大なエネルギーを使って「普通」を演じている方がいます。これを「カモフラージュ」や「マスキング」と呼びます。
  • 外では「普通」に見えても、帰宅後に極度の疲労やイライラが出ることがある
  • 学校や職場では問題なさそうに見えるのに、家でだけ崩れるのはこのため
  • 特に女性に多い傾向があり、発見が遅れる原因にもなる
  • 「外ではちゃんとできてるのに」と責めないことが大切
  • 家は「マスクを外せる安全な場所」であることを意識する

家庭でできるコミュニケーション練習

🗣️ 会話のスキル
  • 「今日学校で何があった?」→ 答えにくい。「今日の給食は何だった?」と具体的に聞く
  • 気持ちの表現が苦手 → 「顔カード」や「気持ちの温度計」を使って視覚的に確認
  • 会話のキャッチボール → 「1つ話したら、相手に質問する」をルールに
  • ロールプレイ: 「友達に貸してと言われたときの返し方」などを家で練習
🆘 困ったときのヘルプの出し方
  • 「助けて」が言えないことが多い → ヘルプカードやサインを決めておく
  • 「わからないときは○○先生に聞いてね」と具体的に伝える
  • 家でも「困っている」と言えたら褒める → ヘルプを出す成功体験を積む

環境調整のチェックリスト

パニック・メルトダウンへの対応

「メルトダウン」は「わがまま」や「かんしゃく」ではなく、感覚や感情の処理能力を超えた神経系の反応です。
⚠️ 予兆のサイン 常同行動が増える、声のトーンが変わる、一人になりたがる、落ち着きがなくなる
🟢 起きる前(予防)
  • 感覚的な負荷を減らす
  • 疲労をためない
  • 予定変更を最小限にする
  • 早期のサインに気づいたら環境を変える
🟠 起きているとき
  • 安全を確保する(危険なものを遠ざける)
  • 言葉を減らす(「落ち着いて」も逆効果)
  • 静かな場所へ移動できるなら促す
  • 叱らない、説教しない(処理能力を超えている)
  • 落ち着くまで見守る
🔵 おさまった後
  • ご本人は恥ずかしさや疲労感を感じていることが多い
  • 責めない、振り返りは数時間後か翌日に
  • 「何がつらかった?」と一緒に考える
  • 次に同じ状況になったときの作戦を立てる

声かけ OK / NG

✅ 伝わりやすい言葉
「今日の予定を確認しようか」 → 見通しを持てると安心できる
「うるさいよね。イヤーマフ使う?」 → 感覚過敏への具体的な配慮
「○○が得意なのはすごいことだよ」 → 特性を強みとして認める
「言葉で教えてくれてありがとう」 → 言語化できたことを評価する
「予定が変わるよ。新しい予定はこうだよ」 → 変更時は新しい見通しをセットで伝える
❌ 避けたい言葉
「普通にしなさい」 → 何が「普通」かわからない
「みんなはできてるよ」 → 比較は自己肯定感を壊す
「いつまで泣いてるの」 → 感情の回復に時間がかかるのは特性
「空気を読みなさい」 → 暗黙のルールは見えない。明文化して教える
「また同じことして!」 → 繰り返すのは特性。仕組みで防ぐ

きょうだいへのサポート

1 きょうだいの気持ちも大切に(「自分のことも見てほしい」は自然な感情)
2 年齢に合わせて説明:「○○ちゃんの脳は少し違う働き方をするんだよ」
3 きょうだいだけの時間を意識的に作る
4 きょうだいに「お世話係」を求めすぎない
5 きょうだいの友人関係も大切にする

学校との連携

1 視覚支援(スケジュール表、手順カード)の共有
2 感覚過敏への配慮(座席、照明、イヤーマフ許可)
3 休み時間の過ごし方の選択肢(図書室、一人で過ごしてもOK)
4 行事の事前予告と練習
5 合理的配慮の内容を文書化

思春期以降の注意点 — 二次障害の予防

ASDそのものよりも、周囲とのミスマッチから生じる「二次障害」(うつ、不安、不登校、自己否定など)が大きな課題になることがあります。
  • 自己肯定感の維持が最優先: 「ダメな自分」という認識が固まる前に、強みに気づける環境を
  • 友人関係の悩み: 「友達がいないこと」自体は問題ではない。本人が望む関係性を尊重
  • いじめのリスク: 暗黙のルールがわからず標的になりやすい。定期的に確認し、学校と連携
  • 進路選択: 特性を活かせる環境を一緒に探す(通信制、少人数クラス、専門学校など選択肢は広い)
  • 以下のサインに注意: 頭痛・腹痛などの身体症状が増えた、口数が減った、趣味への興味が薄れた、「消えたい」と言う

大人のASDのパートナーとして

成人になってからASDがわかるケースも増えています。パートナーがASDの場合、お互いの「当たり前」が違うことが関係の摩擦になりがちです。
💡 よくある困りごとと対応
  • 「察してほしい」が伝わらない → 言葉で明確に伝える。「疲れてるから今日は一人にさせて」はOK
  • 共感が足りないように感じる → 感じていないのではなく、表現の仕方が違う。言葉で確認する
  • ルーティンへのこだわりが強い → 変更が必要なときは事前に説明し、理由を伝える
  • 社交的な場に一緒に行きたくない → 無理に参加させない。別行動もOKとする
  • 家事のやり方に独自のルールがある → お互いの担当を明確にし、やり方は任せる
🤝 関係を良好に保つために
  • 「暗黙の了解」は通じないと割り切り、言語化の習慣をつける
  • 愛情の表現方法が違っても、愛情がないわけではない
  • お互いの「充電方法」を尊重する(一人の時間が必要なのは特性)
  • 定期的な「確認の時間」を設ける(週1回、困っていることを話す場)
  • パートナー自身のケアも大切 — カサンドラ症候群に注意
📝 「カサンドラ症候群」とは パートナーがASDの場合、情緒的なつながりの難しさから、もう一方のパートナーが孤独感、疲弊、抑うつを感じることがあります。正式な診断名ではありませんが、多くの方が経験する状態です。一人で抱え込まず、カウンセリングや同じ立場の方との交流をお勧めします。

家族自身のケア

ASDのある方の家族は、より多くのエネルギーが必要です。

  • 「こうすべき」より「この人にとって何がベストか」
  • レスパイト(一時的な休息)の活用
  • 同じ立場の家族との交流
  • 専門家への相談は「弱さ」ではなく「賢さ」
  • 自分の感情にも正直に — イライラや悲しみは自然な反応
  • パートナーの場合: カップルカウンセリングを選択肢に

がんばりすぎないでください。あなたが元気でいることが一番大切です 🌸

相談窓口

🏥 主治医(診断・評価、服薬相談)
📞 発達障害者支援センター(各都道府県に設置)
🧒 児童発達支援事業所(未就学児)/ 放課後等デイサービス(就学児)
💑 カップルカウンセリング(成人の場合)
🤝 親の会・家族会

はじめに

思春期はこころも体も大きく変化する時期です。イライラ、引きこもり、反抗的な態度——「思春期だから」と見過ごしがちですが、こころのSOSが隠れていることもあります。

理解のポイント

思春期の脳は「感情のアクセル」が先に発達し、「ブレーキ」(前頭前野)は25歳頃まで発達途中
不登校、自傷、過食・拒食、昼夜逆転は「怠け」ではなくSOSのサインかも
親に反抗しながらも、「見守ってくれている」安心感は必要

こんな言葉がけは OK / NG

✅ 伝わりやすい言葉
「最近どう?」 → 日常的に声をかける(深刻な質問より軽い声かけ)
「話したくなったらいつでも聞くよ」 → 強制しないが扉は開けておく
「つらかったね」 → まず共感
「あなたのことが大切だよ」 → シンプルに伝える
「一緒に○○しない?」 → 共通体験を通じたコミュニケーション
❌ 避けたい言葉
「そのくらいで弱いね」 → 感情を否定される体験は信頼を壊す
「勉強しなさい」(タイミングを選ぶ) → 追い詰められているときは逆効果
「お父さん/お母さんの若い頃は...」 → 時代が違う比較は響かない
「なんでも話して」と詰め寄る → プレッシャーに。待つ姿勢が大切

日常の接し方のコツ

1 雑談を大切にする(「今日の給食何だった?」レベルでOK)
2 「異変のサイン」を知っておく(不眠、食欲変化、表情の変化、SNSの変化)
3 家庭を「安全基地」にする(叱るべき時は叱るが、人格否定はしない)
4 必要なら専門家に相談するハードルを下げる(「相談=おおごと」ではない)
5 自傷行為に気づいたら、驚いて叱らず、まず「つらかったね」と受け止め、必ず専門家に相談

家族自身のセルフケア

支える側も疲れます。それは当然のことです。

  • 思春期の反抗を「個人攻撃」と受け取りすぎない
  • 保護者同士のつながりをもつ
  • スクールカウンセラーに気軽に相談する
  • 「完璧な親」でなくていい

がんばりすぎないでください 🌸

相談窓口

🏥 小児科・児童精神科の主治医に相談
🏫 スクールカウンセラー・養護教諭
📞 児童相談所相談専用ダイヤル:0120-189-783(24時間・無料)
※虐待かもと思ったときの通告・緊急時は「189(いちはやく)」
📞 精神保健福祉センター(各都道府県に設置)

はじめに

認知症は、脳の病気によって記憶力や判断力が低下していく状態です。ご本人が「わざとやっている」わけではありません。認知症の介護は長期にわたることが多く、ご家族の負担は想像以上に大きいものです。ひとりで抱え込まないでください。

理解のポイント

「忘れる」のではなく、脳の病気で「記憶を留めておけない」状態です
ご本人も不安や混乱の中にいます。怒っているように見えても、困っていることが多い
できないことが増えても、感情や「大切にされている」という感覚は最後まで残ります
症状は日によって波があります。「昨日はできたのに」と責めないで

こんな接し方は OK / NG

✅ 安心につながる接し方
「大丈夫ですよ、一緒にやりましょう」 → 安心感を与え、さりげなくサポート
「おいしいですね」と一緒に食事を楽しむ → 今この瞬間を共有する
「ありがとう」「助かるよ」 → 役割を持てることが自尊心を守る
穏やかな声と笑顔で話しかける → 言葉の内容より、声のトーンや表情が伝わる
❌ 避けたい接し方
「さっき言ったでしょ!」 → 覚えていないことを責めると混乱と不安が増す
「なんでできないの?」 → できないのは病気のせい。叱っても改善しない
間違いを正そうとする → 訂正よりも、ご本人の世界に寄り添う方が穏やかに過ごせる
行動を無理に制止する → 理由を探り、気をそらす方が効果的

日常の接し方のコツ

1 短い文で、ゆっくり、目を合わせて話す
2 選択肢は2つまでに絞る(「お茶とジュース、どっちがいい?」)
3 できることは時間がかかっても見守る。「待つ」ことが最大の支援
4 生活リズムを一定に保つ(起床・食事・就寝の時間)
5 昔の写真や好きだった音楽を活用する(長期記憶は比較的保たれる)
6 徘徊・興奮には原因がある。「寒い」「トイレ」「不安」など探ってみる

家族自身のセルフケア

認知症の介護は、終わりが見えにくく、心身ともに消耗します。介護者が倒れてしまっては元も子もありません。

  • 介護保険サービスを最大限に活用する(デイサービス、ショートステイ)
  • 「自分の時間」を意識的につくる
  • 認知症カフェや家族会で同じ立場の人とつながる
  • イライラしたり、つい怒鳴ってしまうのは自然なこと。自分を責めないで
  • 介護うつは珍しくない。つらいときは早めに相談を

あなたは十分がんばっています 🍀

相談窓口

🏥 かかりつけ医・認知症疾患医療センター
📞 地域包括支援センター(お住まいの地域の相談窓口)
📞 認知症の人と家族の会:0120-294-456
🤝 認知症カフェ(全国に設置、気軽に参加できます)
📖 認知症の介護ガイド(詳しくはこちら)

🌸 ご家族へのメッセージ

支えるあなた自身も、大切な存在です。

完璧な家族でなくていい。そばにいるだけで、それは大きな支えです。

がんばりすぎないでください。あなたが元気でいることが、ご本人にとっても一番の安心です。🌸

つらいときは、遠慮なく助けを求めてください。

相談窓口(全カテゴリ共通)

🏥
主治医にご家族の困りごとも相談できます
📞
精神保健福祉センター
各都道府県に設置 — こころの相談全般
📞
よりそいホットライン
0120-279-338(24時間対応)
🤝
家族会に参加する
同じ立場の方と話すことで気持ちが軽くなります。全国精神保健福祉会連合会(みんなねっと)
📚 参考資料
🚨 緊急時の対応フロー

ご家族の様子が「いつもと明らかに違う」と感じたとき、以下の順に確認してください。

1 生命の危険がある?

自傷・他害の切迫、意識障害、強い呼吸困難、激しい胸痛がある場合

→ 迷わず 119番 または #7119(救急相談)

2 今すぐの安全確保
3 相談する
4 落ち着いたら
🤝 ご本人が受診を拒否しているときは

ご本人が受診を嫌がることはめずらしくありません。無理に連れて行こうとすると、かえって関係が悪化することがあります。

🟢 まず試してみてください
「眠れないみたいだから、一度相談してみない?」など、具体的な困りごとから提案すると受け入れやすくなります。
🟢 ご家族だけで相談する
多くの医療機関では、ご家族だけの相談にも対応しています。ご本人の様子を伝え、今後の対応のアドバイスを受けることができます。
🟢 体の症状から入る
「こころ」の話は抵抗がある方も、「不眠」「頭痛」「疲れ」など体の不調をきっかけに受診につながることがあります。
🟡 やってはいけないこと

⚠️ ただし、自傷他害のおそれがあるときは安全が最優先です。ためらわず救急相談(#7119)に連絡してください。

今すぐ助けが必要なときは

以下のような場合は、迷わず救急要請または相談窓口へご連絡ください。

ご家族の方へ:

大切な人が「死にたい」と言ったとき

ご本人が読めるページもご用意しています

死にたい気持ちが消えないあなたへ →