📌 まずここだけ読んでください ▼
ご家族のためにできることは、大きく3つです。
① 否定せず、まず聴く
症状や訴えを否定しないでください。
② 無理に励まさない
「頑張って」「気の持ちよう」は避けましょう。
③ ご本人のペースを尊重する
回復には時間がかかることを理解しましょう。
🩺 受診をすすめる目安
- 日常生活に2週間以上支障が続くとき
- ご本人が苦痛を訴えているとき
- 自傷・他害の発言があるとき → 緊急
🩺 受診をすすめるタイミング
ご家族に以下のような様子が見られたら、医療機関への受診をすすめてください。
- 症状が2週間以上続いている
- 日常生活(仕事・学校・家事)に支障が出ている
- 強い不眠や食欲の変化がある
- 死にたい気持ちをほのめかしている
- 気分の高ぶりや衝動的な行動がある
緊急時の対応についてはページ下部の「緊急時の対応フロー」をご覧ください。
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ご家族へ
はじめに
理解のポイント
こんな言葉がけは OK / NG
日常の接し方のコツ
家族自身のセルフケア
支える側も疲れます。それは当然のことです。
- 自分の時間を必ず確保する
- 家族会や相談窓口を利用する
- 「支える自分」も大切にする
相談窓口
はじめに
理解のポイント
こんな言葉がけは OK / NG
日常の接し方のコツ
家族自身のセルフケア
支える側も疲れます。それは当然のことです。
- 躁状態の言動を個人的に受け取りすぎない
- 自分だけの時間・空間を確保する
- 家族会で同じ立場の方と話す
- 困ったら専門家に相談する
相談窓口
はじめに
症状を理解する
- 幻聴: 誰もいないのに声が聞こえる。悪口や命令の内容が多い
- 妄想: 「監視されている」「盗聴されている」など、根拠のない確信
- 思考の混乱: 話がまとまらない、脈絡なく話題が飛ぶ
- これらは「演技」や「嘘」ではなく、脳の機能障害による症状です
- 薬物療法で改善しやすい症状です
- 意欲の低下: 何もする気が起きない、一日中ゴロゴロしている
- 感情表現の乏しさ: 表情が少ない、声のトーンが平坦
- 社会的引きこもり: 人と関わりたくない、外に出たくない
- 注意: これは「怠け」ではありません。脳がエネルギーを使い果たしている状態です
- 家族にとっては陽性症状より辛く感じることが多いですが、回復には時間がかかります
- 集中力が続かない、段取りが苦手になる
- 複数のことを同時に処理するのが難しい
- 記憶力の低下(言われたことをすぐ忘れる)
- 日常生活の「できないこと」の多くはここに原因があります
回復の経過を知る
- 急性期: 幻聴・妄想が強い時期。入院が必要なこともある。家族は安全確保を最優先に
- 回復期(休息期): 症状が落ち着くが、疲れやすく意欲が出にくい時期。「何もしない」ことが回復に必要
- 安定期: 症状が安定し、少しずつ社会参加へ。焦らずご本人のペースで
- 回復は一直線ではなく、波があるのが普通です
- 「以前の状態に戻る」ことが目標ではなく、「今の自分に合った生活を築く」ことが大切
高EE(感情表出)を知る — 再発予防の鍵
- 批判的コメント:「なんでできないの」「いつまでこうなの」「普通にしてよ」
- 敵意: ご本人への怒り、拒絶、「もう知らない」という態度
- 情緒的巻き込まれすぎ: 過度な心配、過保護、ご本人の代わりにすべてやってしまう
低EE(穏やかな関わり方)を目指す
- 温かいけれど、適度な距離を保っている
- 「できないこと」を病気の症状として理解している
- ご本人のペースを尊重し、焦らせない
- 自分自身の生活も大切にしている
- 困ったときは専門家に相談できる
- 「怠けている」→「病気で動けない」と認識を変える: 陰性症状はエネルギーの枯渇。責めても改善しません
- 「以前は○○できたのに」→ 今の状態を基準にする: 発症前と比べず、小さな進歩を認める
- 「何でもやってあげる」→ 見守りながら待つ: できることは自分でしてもらう。ただし無理強いはしない
- 長い説教をしない: 伝えたいことは短く、1回に1つだけ
- 感情的になりそうなときは距離をとる: その場を離れてクールダウン。後で穏やかに伝える
こんな言葉がけは OK / NG
日常の接し方のコツ
お薬と服薬について
- 服薬の継続が最も重要: 自己判断で中断すると再発リスクが非常に高くなります
- 「もう治った」と感じて薬をやめたがる → 薬で症状が抑えられている状態。主治医と相談を
- 副作用を見守る: 眠気、体重増加、手の震えなど。つらそうなら主治医に伝えましょう
- 服薬中断の兆候: 急に調子が良いと言い出す、薬を隠す、通院を嫌がる → 早めに主治医に連絡
- 飲み忘れ防止: お薬カレンダー、1日分の仕分けケース、決まった時間にアラーム
再発のサインを知る
- 睡眠パターンの変化(眠れない、昼夜逆転)
- 急に落ち着きがなくなる、そわそわする
- 独り言や独り笑いが増える
- 疑い深くなる、「監視されている」などの発言
- 引きこもりが強くなる、入浴や着替えをしなくなる
- 服薬を拒否し始める
- 「もう薬はいらない」「治った」と急に言い出す
場面別の対応
- 「声が聞こえるんだね。つらいね」と受け止める
- 「その声は本当?嘘でしょ?」と否定しない
- 音楽を聴く、テレビをつけるなど、別の音で注意をそらす提案も有効
- 内容が命令的な場合(「死ね」「○○しろ」)は危険なので主治医に緊急連絡
- 「そう感じているんだね」と気持ちを受け止める
- 「そんなわけないでしょ」と否定しても、ご本人には効果がない
- 逆に「そうだね、盗聴されてるよね」と肯定する必要もない
- 議論せず、話題を変える、一緒にお茶を飲むなど穏やかに対応
- これは陰性症状。「怠けている」のではなく、脳がエネルギーを消耗している状態
- 無理に活動させない。「今は休む時期」と理解する
- 少しでも何かできたら「○○できたね」と認める
- 散歩に誘う程度の軽い提案はOK。断られたら深追いしない
家族が知っておきたい制度・サービス
家族自身のセルフケア
支える側も疲れます。それは当然のことです。あなたのせいではありません。
- 自分の生活リズムを崩さない — ご本人に合わせすぎない
- 一人で抱え込まず相談する — 「弱さ」ではなく「賢さ」
- 家族会で経験を共有する — 同じ経験をした人の言葉が一番の支え
- 罪悪感を手放す — 統合失調症はしつけや育て方のせいではありません
- 楽しみの時間を確保する — 家族が元気でいることが最大のサポート
- 怒りやイライラを感じる自分を責めない — 当然の感情です
- 家族心理教育プログラムへの参加を検討する — EEを下げる効果が実証されています
相談窓口
はじめに
理解のポイント
こんな言葉がけは OK / NG
日常の接し方のコツ
家族自身のセルフケア
支える側も疲れます。それは当然のことです。
- ご本人の不安に巻き込まれすぎない境界線を持つ
- 自分の楽しみや趣味を大切にする
- 「完璧に支えなくていい」と自分に許可を出す
- 必要なら自分もカウンセリングを受ける
相談窓口
はじめに
ADHDの3つの特性と家庭での対応
- 指示は1つずつ、短く、目を見て
- 「部屋を片付けて」→「机の上の本を本棚に入れて」と具体的に
- 忘れ物防止: 玄関にチェックリスト、持ち物を写真で貼る
- 集中できる環境: 勉強場所を決め、テレビ・スマホは視界に入れない
- 動くこと自体を否定しない(脳がそう求めている)
- 「座っていて偉いね」と座れたことを褒める
- 身体を動かす時間を意識的に確保(外遊び、運動)
- 順番待ちは「あと○人」と見通しを伝える
- ADHDの人は批判や拒絶に非常に敏感(脳の特性)
- 叱るときは「あなたが悪い」ではなく「この行動が困る」と分ける
- 人前で叱らない、後で1対1で伝える
- 叱った後はフォロー「さっきは言い過ぎたね。でも○○は直してほしい」
年齢別の対応ポイント
- 「遊び」の中で待つ練習、順番の練習を取り入れる
- できたことを「すぐに」褒める(ADHDの脳は即時フィードバックが効果的)
- 絵カードや視覚的な手がかりを使い、言葉だけに頼らない
- スケジュールは「3つまで」のシンプルなものに
- 「ダメ!」より「こっちにしよう」と代替行動を提示する
- 忘れ物対策は「仕組み」で(チェックリスト、定位置管理、写真)
- 宿題は「いつ・どこで・どのくらい」を決めてルーティン化
- 友人関係のトラブルは責めずに「次はどうする?」を一緒に考える
- 得意なことを見つけて伸ばす(成功体験が自己肯定感を育てる)
- ゲーム・動画の時間管理はルールを「一緒に」決める
- 自分で管理する力を少しずつ渡す(いきなり任せない)
- スマホのリマインダー、カレンダーアプリなどデジタルツールを活用
- 「ADHDがある自分」を理解し受け入れる手助け(セルフアドボカシー)
- 二次障害(うつ、不安、自己否定)に注意。サインが見えたら早めに相談
- 親の管理を「サポート」に切り替える(指示→相談のスタンスへ)
宿題・学習サポートのコツ
- 「まず5分だけ」ルール: 始めるのが一番大変。5分やれたら続けられることが多い
- タスクを分割:「数学のプリント3枚」→「まず1枚目の1〜5番」と細かく分ける
- タイマーの活用: 15〜25分集中→5分休憩のサイクル(ポモドーロ法)
- 「ながら」を許容: 音楽を聴きながら、立ちながらでも集中できるならOK
- ご褒美を見える化:「ここまでやったらおやつ」など短いスパンで達成感を
- 親がそばにいるだけでOK: 教えなくても「見守り」が集中の助けになることが多い
環境調整のチェックリスト
お薬について家族が知っておくこと
声かけ OK / NG
学校との連携
きょうだいへのサポート
大人のADHDのパートナーとして
- 約束を忘れる、遅刻が多い → 悪気はない。共有カレンダーやリマインダーを「一緒に」設定
- 家事の分担がうまくいかない → 得意・不得意で分担。チェックリスト化。「やり方」より「やったかどうか」を重視
- 衝動買い・お金の管理 → 家計管理のルールを話し合う。大きな買い物は「1日待つ」ルール
- 話を聞いていないように見える → 大事な話は「今から大事な話をするね」と前置き。メモに残す
- 興味のあることには没頭、家庭のことは後回し → 「過集中」は特性。タイマーで切り替えのサポート
- 「親代わり」にならない — 対等なパートナーとして向き合う
- イライラしたら「特性だ」と一呼吸置く(怠けではない)
- できていることを認める、感謝を言葉にする
- 自分の限界も正直に伝える(「私も疲れている」はOK)
- カップルカウンセリングも選択肢に(関係が煮詰まる前に)
家族自身のケア
完璧じゃなくていい。6割できたら上出来です。
- 60%ルール: 完璧を目指さない、6割できたらOK
- ペアレント・トレーニングの活用
- 親自身のADHDスクリーニングも検討(遺伝率70〜80%)
- 発達障害者支援センター、親の会の活用
- 自分の時間を確保する — 家族のケアに専念しすぎない
- 同じ立場の家族との交流で「一人じゃない」を実感
相談窓口
はじめに
ASDの特性を理解する
- 相手の気持ちを「察する」のが苦手 → 明確に言葉で伝える
- 比喩や冗談を文字通りに受け取ることがある
- 「空気を読む」ことを求めない →「こういうときは○○してね」と教える
- アイコンタクトが苦手でも「聞いていないわけではない」
- 音: 掃除機、ドライヤー、人混みの騒音が耐えられないことがある → イヤーマフ、静かな場所の確保
- 光: 蛍光灯がつらい → 間接照明、サングラス
- 触覚: タグ、縫い目、特定の素材が苦痛 → 着られる服を一緒に選ぶ
- 味・匂い: 偏食は「わがまま」ではない → 食べられるもので栄養を確保
- 手のひらひら・くるくる回る(常同行動)は「自己調整」→ 無理に止めない
- 予定変更がとても苦手 → 事前に予告(「明日は○○が変わります」)
- 特定のことへの強いこだわり → 無理にやめさせず、活かす方法を考える
- 同じ手順で行うことで安心する → ルーティンを尊重する
- 特別な興味(スペシャルインタレスト)は強み → 褒める、学びに活かす
カモフラージュ(マスキング)の理解
- 外では「普通」に見えても、帰宅後に極度の疲労やイライラが出ることがある
- 学校や職場では問題なさそうに見えるのに、家でだけ崩れるのはこのため
- 特に女性に多い傾向があり、発見が遅れる原因にもなる
- 「外ではちゃんとできてるのに」と責めないことが大切
- 家は「マスクを外せる安全な場所」であることを意識する
家庭でできるコミュニケーション練習
- 「今日学校で何があった?」→ 答えにくい。「今日の給食は何だった?」と具体的に聞く
- 気持ちの表現が苦手 → 「顔カード」や「気持ちの温度計」を使って視覚的に確認
- 会話のキャッチボール → 「1つ話したら、相手に質問する」をルールに
- ロールプレイ: 「友達に貸してと言われたときの返し方」などを家で練習
- 「助けて」が言えないことが多い → ヘルプカードやサインを決めておく
- 「わからないときは○○先生に聞いてね」と具体的に伝える
- 家でも「困っている」と言えたら褒める → ヘルプを出す成功体験を積む
環境調整のチェックリスト
パニック・メルトダウンへの対応
- 感覚的な負荷を減らす
- 疲労をためない
- 予定変更を最小限にする
- 早期のサインに気づいたら環境を変える
- 安全を確保する(危険なものを遠ざける)
- 言葉を減らす(「落ち着いて」も逆効果)
- 静かな場所へ移動できるなら促す
- 叱らない、説教しない(処理能力を超えている)
- 落ち着くまで見守る
- ご本人は恥ずかしさや疲労感を感じていることが多い
- 責めない、振り返りは数時間後か翌日に
- 「何がつらかった?」と一緒に考える
- 次に同じ状況になったときの作戦を立てる
声かけ OK / NG
きょうだいへのサポート
学校との連携
思春期以降の注意点 — 二次障害の予防
- 自己肯定感の維持が最優先: 「ダメな自分」という認識が固まる前に、強みに気づける環境を
- 友人関係の悩み: 「友達がいないこと」自体は問題ではない。本人が望む関係性を尊重
- いじめのリスク: 暗黙のルールがわからず標的になりやすい。定期的に確認し、学校と連携
- 進路選択: 特性を活かせる環境を一緒に探す(通信制、少人数クラス、専門学校など選択肢は広い)
- 以下のサインに注意: 頭痛・腹痛などの身体症状が増えた、口数が減った、趣味への興味が薄れた、「消えたい」と言う
大人のASDのパートナーとして
- 「察してほしい」が伝わらない → 言葉で明確に伝える。「疲れてるから今日は一人にさせて」はOK
- 共感が足りないように感じる → 感じていないのではなく、表現の仕方が違う。言葉で確認する
- ルーティンへのこだわりが強い → 変更が必要なときは事前に説明し、理由を伝える
- 社交的な場に一緒に行きたくない → 無理に参加させない。別行動もOKとする
- 家事のやり方に独自のルールがある → お互いの担当を明確にし、やり方は任せる
- 「暗黙の了解」は通じないと割り切り、言語化の習慣をつける
- 愛情の表現方法が違っても、愛情がないわけではない
- お互いの「充電方法」を尊重する(一人の時間が必要なのは特性)
- 定期的な「確認の時間」を設ける(週1回、困っていることを話す場)
- パートナー自身のケアも大切 — カサンドラ症候群に注意
家族自身のケア
ASDのある方の家族は、より多くのエネルギーが必要です。
- 「こうすべき」より「この人にとって何がベストか」
- レスパイト(一時的な休息)の活用
- 同じ立場の家族との交流
- 専門家への相談は「弱さ」ではなく「賢さ」
- 自分の感情にも正直に — イライラや悲しみは自然な反応
- パートナーの場合: カップルカウンセリングを選択肢に
相談窓口
はじめに
理解のポイント
こんな言葉がけは OK / NG
日常の接し方のコツ
家族自身のセルフケア
支える側も疲れます。それは当然のことです。
- 思春期の反抗を「個人攻撃」と受け取りすぎない
- 保護者同士のつながりをもつ
- スクールカウンセラーに気軽に相談する
- 「完璧な親」でなくていい
相談窓口
※虐待かもと思ったときの通告・緊急時は「189(いちはやく)」
はじめに
理解のポイント
こんな接し方は OK / NG
日常の接し方のコツ
家族自身のセルフケア
認知症の介護は、終わりが見えにくく、心身ともに消耗します。介護者が倒れてしまっては元も子もありません。
- 介護保険サービスを最大限に活用する(デイサービス、ショートステイ)
- 「自分の時間」を意識的につくる
- 認知症カフェや家族会で同じ立場の人とつながる
- イライラしたり、つい怒鳴ってしまうのは自然なこと。自分を責めないで
- 介護うつは珍しくない。つらいときは早めに相談を
相談窓口
相談窓口(全カテゴリ共通)
各都道府県に設置 — こころの相談全般
0120-279-338(24時間対応)
同じ立場の方と話すことで気持ちが軽くなります。全国精神保健福祉会連合会(みんなねっと)