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イライラの認知行動療法ワーク

〜 怒りのパターンに気づいて、自分に合った対処法を見つける 〜

📝 このワークについて

イライラや怒りは自然な感情です。でも、うまく付き合えないと生活に支障が出ることも。このワークでは認知行動療法(CBT)の考え方をもとに、怒りのパターンを理解し、考え方のクセに気づき、自分に合った対処法を身につけていきます。入力した内容はスマホに自動保存されます。

🔬 怒りの認知行動モデル

イライラは「出来事」そのものではなく、出来事への「受け取り方(考え)」が生み出しています。

きっかけ
上司に注意された
自動思考(考え)
「バカにされた」「自分はダメだ」
感情
イライラ 😤(怒り70%)
行動
黙り込む・物に当たる

💡 「考え」を見直すことで、感情と行動が変わります

WORK 1

イライラの温度計

自分のイライラにはどんなレベルがあるか、からだのサインとともに整理してみましょう。

🌡️ なぜ温度計?

怒りには段階があります。「ちょっとモヤモヤ」から「爆発」まで。 自分の怒りのレベルを知ると、早い段階で気づいて対処しやすくなります。 まずは自分の怒りの温度感を把握してみましょう。

🌡️ 自分のイライラ温度計をつくろう
5
😡 爆発寸前
例:声を荒げてしまう、物を投げそうになる
4
😠 かなりイライラ
例:顔がこわばる、心臓がドキドキ、頭に血がのぼる
3
😒 イライラしている
例:ため息が出る、集中できない、返事がぶっきらぼう
2
😐 ちょっとモヤモヤ
例:なんとなく不快、肩に力が入る
1
😊 おだやか
例:リラックスしている、からだの力が抜けている

💡 ポイント

からだのサイン(肩がこわばる、胃がキュッとなる、呼吸が浅くなるなど)に気づくことが大切です。レベル2〜3の段階で気づけると、対処がしやすくなります。

WORK 2

考え方のクセに気づくワーク

イライラしたときの「自動思考」を書き出して、別の見方を探す練習をします。

🔍 怒りの裏にある「考え方のクセ」

イライラしやすいときには、次のような考え方のクセ(認知の歪み)が隠れていることがあります。当てはまるものをタップしてみましょう。

「べき」思考 〜するべきだ
読心術 相手はきっと〜と思っている
レッテル貼り あの人は〜な人だ
過度の一般化 いつも〜だ、絶対〜
白黒思考 全部ダメ or 完璧
個人化 自分のせいだ
📝 イライラの認知再構成シート
きっかけ
(状況)
イライラ度
(1-5)
からだの
サイン
頭に浮かんだ考え
(自動思考)
考え方のクセ
は?
別の見方は
できる?
別の見方をした後
イライラ度(1-5)
🧠 知っておくと役立つこと

怒りの裏側には、「悲しさ」「不安」「孤独感」などの一次感情が隠れていることがよくあります。「なめられている」と感じるとき、本当は「認めてほしい」「大切にされたい」という気持ちがあるかもしれません。一次感情に気づくと、自分の本当のニーズが見えてきます。

WORK 3

1週間のアンガーログ

イライラした場面を記録して、自分のパターンを見つけましょう。

📋 記録のコツ

イライラが落ち着いてから記録するのがおすすめです。怒りの最中は書けなくても大丈夫。 1日1つでも記録を続けると、自分のイライラのパターン(いつ・どこで・誰と・どんなとき)が見えてきます。

📊 アンガーログ(1週間)
きっかけ
(何があった?)
イライラ度
(1-5)
自動思考
(頭に浮かんだこと)
とった行動 別の見方
(あとから考えると)

💡 振り返りのヒント

1週間のログを見返して、次の点に注目してみましょう。
・イライラしやすい時間帯はある?(疲れている夕方?空腹時?)
・特定の場所が関係している?
共通する考え方のクセはある?

WORK 4

イライラ解消テクニック

イライラしやすいのは「性格のせい」ではなく、心の余裕がなくなっているサインかもしれません。

🌱 なぜ「余裕」が大切?

コップに水がいっぱいに入っていると、ほんの少しの刺激であふれてしまいます。イライラも同じ。睡眠不足・疲労・空腹・孤立感・忙しさが溜まっていると、ふだんなら気にならないことでも爆発しやすくなります。
認知の歪みに取り組む前に、まず「コップの水位」を下げることが大切です。

🌱 今の自分の余裕度チェック

最近の自分に当てはまるものをチェックしてみましょう。当てはまる項目が多いほど、イライラしやすい状態です。

🌿 余裕を取り戻すためにできること
今日できる
小さなこと
今週やめてみる
こと
自分を
充電する方法
🧠 HALT ― イライラの背景チェック

怒りを感じたとき、まずHALTを確認してみましょう。
Hungry(お腹が空いていない?)、Angry(他に怒りを感じていること がない?)、Lonely(孤独を感じていない?)、Tired(疲れていない?)
これらの背景要因が重なっているとき、ふだんなら流せることにもイライラしやすくなります。「自分が悪いのではなく、今は余裕がないだけ」と気づくことが、怒りの悪循環を止める第一歩です。

💡 余裕がないときは「考え方を変えよう」より「休もう」

認知再構成(WORK 2)に取り組むのは、ある程度余裕があるときがおすすめです。心身が消耗しているときは、まず休む・食べる・寝ることを優先しましょう。考え方を変える練習は、コップの水位が下がってからの方がうまくいきます。

WORK 5

マイ・コーピングプラン

イライラのレベルに合わせた対処法を、あらかじめ決めておきましょう。

🛠️ コーピングプランとは?

怒りが強いときに「何をすればいいか」を考えるのは大変です。だからこそ、冷静なときにあらかじめ決めておくのが効果的。温度計のレベルごとに、自分に合った対処法を書き出してみましょう。

😊
レベル 1-2:モヤモヤしたとき
😒
レベル 3:イライラしているとき
😡
レベル 4-5:強いイライラのとき
📜 イライラしたときの「お守りフレーズ」
自分への
声かけ 1
自分への
声かけ 2
自分への
声かけ 3
🧠 怒りのピークは6秒

アドレナリンによる怒りの衝動は、ピークから約6秒で和らぎ始めると言われています。この「6秒」を乗り越えるための対処法を持っておくことが大切です。上の対処法は、この6秒間を安全に過ごすためのものです。
👉 すぐに使える対処法はアンガーマネジメントアプリも活用してみてください。

🏠 セルフワーク × 🏥 対面カウンセリング

🏠 セルフワークでできること

  • 自分のイライラのパターンを「見える化」できる
  • 考え方のクセに気づき始められる
  • 対処法のレパートリーを整理できる

🏥 対面カウンセリングのメリット

  • 怒りの裏にある一次感情を一緒に探れる
  • 対人関係のパターンを客観的に振り返れる
  • 怒りが強すぎる場合、お薬との併用で取り組みやすくなる

📋 このワークシートを診察にお持ちください

記入したワークシートがあると、言葉にしにくい気持ちや状況を効率的に共有でき、
限られた診察時間をより有意義に使えます。

📱 診察時にお持ちください

  1. 「結果を表示」ボタンで記入内容を表示
  2. スクリーンショットを撮影
  3. デジスマ問診票の「画像添付」に貼り付け
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