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感情とうまく付き合うワーク

〜 DBTスキルで、つらい波を乗り越える練習 〜

📝 このワークについて

このワークは、弁証法的行動療法(DBT)のスキルを練習するためのものです。
感情の波に飲み込まれそうなとき、自分を傷つけたくなるとき、人間関係でつらいとき。
スキルを身につけることで、少しずつ「波の乗り方」が上手になっていきます。
入力した内容はスマホに自動保存されます。

WORK 1

苦悩耐性スキル(TIPP)

感情が爆発しそうなとき、まず体からアプローチして落ち着く方法です。つらさが強いときほど効果があります。

🧗 TIPPとは?

感情が激しくなったとき、考え方を変えるよりも先に、体の反応を落ち着かせるテクニックです。4つのステップを覚えておくと、いざというときに使えます。

T
Temperature
温度を変える
I
Intense
exercise
激しい運動
P
Paced
breathing
ゆっくり呼吸
P
Progressive
relaxation
筋弛緩法
📝 TIPPスキル練習シート
T: 温度を変える
T の効果
I: 激しい運動
I で何をしたか
P: ゆっくり呼吸
何秒で吐けたか
P: 筋弛緩法
体のどこが
緩んだか
📈 苦しさスケール(前後比較)
TIPP前の苦しさ
5 / 10
TIPP後の苦しさ
5 / 10

💡 ヒント

全部やる必要はありません。1つだけでもOK。特に「T(温度を変える)」は、すぐにできて効果を感じやすいスキルです。冷たい水に顔をつける、氷を握るなど、試してみてください。

WORK 2

感情調節スキル

感情に名前をつけて、振り回されずに観察する練習です。感情を「敵」ではなく「情報」として受け取ります。

🎨 感情に名前をつける

感情が激しいとき、「何を感じているのか」を言葉にするだけで、脳の中で感情の嵐が少し静まることがわかっています。名前をつける=感情と距離をとることにつながります。

📝 感情観察シート
今の感情
その他の感情
感情の強さ
5 / 10
その感情が教えてくれていること
感情に巻き込まれずに
観察できた度合い
5 / 10

🌤 感情は天気のように変わります。
どんなに激しい嵐も、必ず過ぎ去ります。
感情はあなた自身ではありません。

WORK 3

対人関係スキル(DEAR MAN)

自分の気持ちを伝えながら、相手との関係も大切にする方法です。7つのステップで、上手に気持ちを伝える練習をしましょう。

💬 DEAR MANとは?

人に何かをお願いしたいとき、断りたいとき、気持ちを伝えたいとき。感情に任せず、相手を尊重しながら自分の気持ちもしっかり伝えるための7ステップです。

📝 DEAR MANワークシート
D: 事実を描写する
(Describe)
E: 気持ちを伝える
(Express)
A: お願いを明確に
(Assert)
R: 叶ったら
どうなるか
(Reinforce)
✅ MAN チェック
N: 歩み寄る
(Negotiate)

💪 ポイント

最初は紙に書いて練習するだけでもOKです。実際に伝える前にこのシートで整理してみましょう。「私は~と感じた」という「I(アイ)メッセージ」を使うと、相手を責めずに気持ちを伝えやすくなります。

WORK 4

マインドフルネス観察

「今ここ」に意識を向ける練習です。判断せず、ただ観察する。それだけで心が少し静まります。

🧟 マインドフルネスとは?

過去の後悔や未来の不安ではなく、「今、この瞬間」に意識を向ける練習です。良い・悪いと判断せず、ただ気づく。それがマインドフルネスです。

📝 今ここ観察シート
👁 今見えるもの(3つ)
👂 今聞こえる音(3つ)
🤚 今の体の感覚
💜 今の気持ちをひとことで
判断せずに観察できましたか?

💡 ヒント

「うまくやろう」としなくて大丈夫です。気づいたら考え事をしていた — そのこと自体に「気づけた」のがマインドフルネスです。1日1分からでも始められます。

⚠️ ご注意

このワークは自己学習のためのものです。つらさが強いときは無理せず、主治医にご相談ください。自分を傷つけたい気持ちが強いときは、すぐに医療機関や相談窓口に連絡してください。

📱 診察時にお持ちください

  1. 「記入内容を表示」ボタンで記入内容を表示
  2. スクリーンショットを撮影
  3. デジスマ問診票の「画像添付」に貼り付け
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