🌈

感情とうまく付き合うワーク

〜 つらい波を、少しずつ乗りこなす練習 〜

📝 このワークについて

感情の波にのみ込まれそうなとき、自分を傷つけたくなるとき、人間関係でつらいとき——。 そんなときに役立つ4つの練習を集めました。「波の乗り方」は、練習すれば少しずつ上手になります。
むずかしい言葉は使いません。書けるところだけでOK。入力した内容はこの端末に自動保存され、外部には送られません。
※ これは DBT(弁証法的行動療法) という治療法をもとにした、やさしいセルフワークです。

WORK 1

つらいときの「とっさの対処」

感情が爆発しそうなとき、頭で考えるより先に「体」を落ち着かせるのがコツ。つらさが強いときほど効きます。下の4つのうち、できそうなものを1つ試してみましょう。

🧊 体から落ち着ける4つの方法

どれも「体に働きかけて、気持ちの高ぶりをしずめる」方法です。全部やる必要はありません。1つだけでもOK。とくに「冷たさ」はすぐできて効果を感じやすいです。

❄️
冷たさで切り替え
冷たい水で顔を洗う/氷をにぎる
🏃
体を動かす
その場でジャンプ・足踏みを激しく
🌬️
ゆっくり吐く呼吸
吐く息を長く(4秒吸って8秒吐く)
💪
ぎゅっと→ふわっと
体に力を入れて、一気に脱力する

※ この4つは英語の頭文字をとって「TIPP(ティップ)」とも呼ばれます。

📝 今日やってみたこと
やってみて、どう変わった?
📈 つらさは変わった?(0=平気〜10=最大)
やる前のつらさ
5/ 10
やった後のつらさ
5/ 10
WORK 2

感情に名前をつける

感情に振り回されそうなとき、「今、何を感じているか」を言葉にするだけで、心の嵐は少ししずまります。感情は「敵」ではなく、あなたに何かを教えてくれる「お知らせ」です。

📝 感情の観察シート
今の気持ちは?
その他の気持ち
気持ちの強さ
5/ 10
その気持ちは、何を教えてくれている?

🌤 気持ちは天気のように移り変わります。
どんなに激しい嵐も、必ず過ぎ去ります。
気持ちは、あなた自身ではありません。

WORK 3

気持ちを上手に伝える

お願いしたいとき・断りたいとき・気持ちを伝えたいとき。感情に任せず、相手も自分も大切にしながら伝えるための型です。下の順番にあてはめて、セリフを下書きしてみましょう。

💬 5つのステップで気持ちを整理

いきなり話す前に、紙の上で組み立てておくと落ち着いて伝えられます。「あなたは…」ではなく「私は…と感じた」という言い方にすると、相手を責めずに伝わりやすくなります。

※ この型は英語の頭文字をとって「DEAR MAN(ディア・マン)」とも呼ばれます。

📝 伝え方の下書きシート
① 事実を伝える(あったことを、責めずに)
② 気持ちを伝える(私は〜と感じた)
③ してほしいことを、はっきり伝える
④ 伝わると、どんな良いことがある?
⑤ もし難しければ、歩み寄り案は?

💪 ポイント

実際に伝える前に、このシートで気持ちを整理するだけでも十分な練習です。話すときは話をそらさず、落ち着いた態度で。うまく言えなくても、伝えようとしたこと自体が大きな一歩です。

WORK 4

今ここに気づく(マインドフルネス)

過去の後悔や未来の不安ではなく、「今、この瞬間」に意識を向ける練習です。良い・悪いと判断せず、ただ気づく。それだけで心が少ししずまります。

📝 今ここ観察シート
👁 今、見えるもの(3つ)
👂 今、聞こえる音(3つ)
🤲 今の体の感覚
💜 今の気持ちをひとことで
「良い・悪い」と決めつけず、ただ観察できた?

💡 ヒント

「うまくやろう」としなくて大丈夫です。気づいたら考えごとをしていた——そのことに「気づけた」こと自体が、マインドフルネスです。1日1分からで十分です。

⚠️ ご注意

このワークは自己学習のためのものです。つらさが強いときは無理せず、主治医にご相談ください。自分を傷つけたい気持ちが強いときは、すぐに医療機関や相談窓口に連絡してください。

🏠 セルフワーク × 🏥 対面カウンセリング

🏠 セルフワークでできること

  • 感情の波に気づき、名前をつける練習ができる
  • つらいときのとっさの対処を自分で試せる
  • マインドフルネスの基礎を体験できる

🏥 対面カウンセリングのメリット

  • 記録をもとに、どの場面でどの方法が役立つかを一緒に整理できる
  • 人間関係のパターンを振り返り、距離感のとり方を練習できる
  • つらい場面での安全プランを一緒に作れる

📋 このワークシートを診察にお持ちください

記入したものがあると、言葉にしにくい気持ちや状況を効率よく共有でき、
限られた診察時間をより有意義に使えます。

📱 診察時にお持ちください

  1. 「記入内容を表示」ボタンで記入内容を表示
  2. スクリーンショットを撮影
  3. デジスマ問診票の「画像添付」に貼り付け
← 解説を読む ✏️ ワーク一覧 こころの学び一覧 →